2002年9月23日上演(第5回公演)
オムニバスミュージカル「ザ・ドール」
人として生きてみたい、と人形が思った。
感情を司る妖精たちから命を吹き込まれると、さぁ、人形の旅の始まりです。
人間はどうして笑うのだろう・・・なぜ哀しむのだろう・・・。
人形は人として生きることに戸惑いを覚えつつも、それを感じることの楽しさを知ります。
人間の持つ感情、喜・怒・哀・楽・恐をテーマにしたオムニバスミュージカル。
ストーリー
人として生きてみたい。と人形が思った。感情を司る妖精達からそれぞれの命を吹き込まれる。
人形のたびのスタートです。
「心の気付き」ー喜びの章ー
ティモニは自動車修理工場で働く内気な女の子。
機械のようにに毎日同じことばかりの日々に喜びを見いだせない彼女。
そんなある日、工場でちょっとした事件が起こる。
「心の葛藤」-恐の章ー
ある小さな町をとりしきる2つの組織があった。不老不死の妙薬を巡って闘争が起こる。
人形がキーワード。人形が持っていたモノとは?
「その心は必要なものなのか?」-怒の章ー
山の頂に老人がひっそりと暮らしていた。
ある日、若い王が彼を訪ねてきた。老人を賢者として自分の国に迎えるために連れて帰ろうとするのだが、老人の返答とは?
「優しさを知る」-哀の章ー
はな子は一流のダンサーを夢見る女の子だが、何をやってもうまくいかない上に彼女の顔には大きな傷がある。
はな子は密かに人形に憧れる。
そんな時、一人の少女に出会う。
「心の融合」-楽の章ー
人形は人の心・感情を学び、「喜・恐・怒・哀」どれもが大切であり、それを感じることの楽しさを知ります。
「眠り」ー終章ー
楽しく歌い踊り、人として生きることの素晴らしさを夢見る人形。
ドリームドールはあなたの心のかたすみで生きているのかも・・・。